2008年8月6日水曜日

『フォーマットしますか"のエラーメッセージ 』

『フォーマットしますか"のエラーメッセージ 』

私たちが使うハードディスクのデータは決まった形式によって読み書きができるよ うに設計されています。

このような決まった形式は FAT12、FAT16、FAT32、NTFS等があり、これをファイルシステムと言います。

使用者がウィンドウズエクスプローラ、または、マイコンピュータを通じてハードディスクのボリューム、

または、パーティションにアクセスするとウィンドウズは該当のボリューム、パーティションのファイルシステムに対する情報を

分析しファイルシステム内のデータを使用者に見せてくれるようになります。

このような過程でファイルシステムに正常にアクセスが出来ない場合、ファイルシステム内のデータにアクセスが出来ない場合、

ウィンドウズでは “フォーマットされてないディスクです。フォーマットしますか?”というメッセージが出るようになります。

このようにファイルシステムにアクセス出来ない原因としては

1. ファイルシステム内のシステムファイル損傷
正確な診断と情報がない状態でディスクの構成を変えたり、安易にデータ復元を試みたりするのは復旧希望のデータに致命的なダメージを負わせることにもなります。


2. ファイルシステム領域に不良セクター発生
データの読み書きが出来ない不良セクタ(バットセクタ、BAD SECTOR)が発生されるようになれば、様々な症状が現われます。
論理障害と間違えたりもしますが、この時、電源のON/OFFが繰り返されますとハードディスクの状態を悪化させる要因になります。
ディスク検査ユーティリティーやウィンドウズのスキャンディスク使用時は、特に気を付けなければなりません。


*不良セクタ関連障害内容

(1) パソコンの速度が著しく遅くなった場合
(2) 起動は出来るがパーティションやドライブが確認できない場合
(3) ドライブは確認できるが、アクセス出来ない場合(フォーマットしますか?のメッセージが出る場合もあります。)
(4) ファイルのコピー、移動が出来ない場合
(5) 起動しない、ダウンされる、画面がブルーになる場合


3. ウイルスなどによってシステムファイル損傷

ウイルスと悪性コードによりシステム、ファイルシステムが損傷されパーティションやファイルが消える、またはファイル名が特殊文字等で文字化けされることがあります。
また、起動時にディスクの情報を修正するスキャンディスクが自動的に実行されることがありますので注意しなければなりません。
Data破損が心配される場合には、すべての作業を中止しData Recovery専門家にご相談下さい。

次はファイルシステムに損傷を与えるウイルスの例です。



4. MBR(Master Boot Record)損傷

OSがハードディスク内のどこに収められているのか、どのように起動するかなどの情報が記録されている。パソコンの起動時に最初に読み込まれるハードディスクの最初のセクタに記録されている。

パソコンを起動するとまずMBRが読み込まれ、「ブートローダ」と呼ばれるプログラムが動作する。ブートローダはパーティション(HDD内の領域)の位置や大きさなどを記録したパーティションテーブルを読み込み、起動するパーティションの「ブートセクタ」と呼ばれる領域を読み込む。

ブートセクタに置かれたプログラムは、そのパーティションに置かれたOSを起動する。MBRは "パーティションセクター" または "マスターパーティションテーブル"とも呼ばれる。

その理由はHDDがフォーマットされる時分けられる各パーティションの位置に関する情報を持っているからである。
MBRの情報が破壊されてしまうと、パソコンは起動不能となってしまう。


5. PBS(Partition Boot Sector)損傷

電気系統の問題で過電流が流れハードディスク電源部が焼けてしまう場合があります。
この場合は電源部のチップが焼けたことを目で確認することが出来ますし、焦げた匂いもするようになります。
この場合、損傷が電源部だけであれば100%データ復元が可能ですが、内部のヘッドやモーターまで損傷が広がったらデータ復元率は多少落ちることもあります。


などがあります。

このようにファイルシステムが損傷される場合は単純にファイルシステムの部分だけが損傷される場合が大部分なのでファイルシステム領域に対するデータ復元サービスで復旧が可能になります。復旧率も非常に高くなります。

しかし、ディスクに物理的不良セクター等が生じた場合にはディスク全体に不良セクターが発生することも多くありますので、ディスクの損傷程度によりデータ復元
率が変わるようになります。

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